2011年12月12日

LP#17 花城太「アギヤー」

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〈写真〉
◎花城太「アギヤー」
〈文章〉
○花城太「アギヤーに魅せられて」

〈写真〉
○タイラジュン「自分事」
○宮里秀和「断片採集」
○豊里友行「沖縄2011 辺野古」
○松本太郎「照片素描 北京の胡同」

《LP#17巻頭言》
アギヤーとはグルクンの追い込み網漁のことである。琉球弧全域に分布するグルクンは沖縄の「県魚」であり、居酒屋や家庭の食卓にも馴染み深い。だが、長年受け継がれてきたアギヤーは海洋資源の減少や後継者不足によって存続の危機にある。今号の特集は、そのアギヤーを追った写真家・花城太の写真42 点である。花城氏は琉球新報のカメラマンとしてアギヤーを撮影し続けている。グルクンを追う男たちの雄々しい姿は、人びとの暮らしを支えてきた歴史と現代社会のありようを寡黙に浮かび上がらせる。人はものを食べ、生きる。そんな人間社会の〈根〉を守り続けているアギヤーの姿に我々が何を見るかは、自らを問い直す視座を促す。すなわち、連綿と続く歴史のなかで、矛盾を抱えている社会のなかで、いかなる認識と態度をもって現実に向き合っているのかが試されているのではないだろうか。


LP#17
発行 photogenic person’s peace
発行日 2011年12月12日
限定500部
ISBNコードなし
定価(税込) 750 円
64ページ・B5



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